ヒメマス(支笏湖チップ)の検卵作業始まる
レポート
今シーズン最初の淘汰検卵作業が12月24日始まりました。今年の親魚回帰数は記録的に少なく、来春の放流数を辛くも確保できた程度のため、一粒たりとも無駄には出来ません。今回の作業は11月4日に採卵した卵で、作業はまずザルに広げた卵から、藻のような黒い水性菌や白っぽい卵や白い斑点のある卵を取り除き、きれいなピンク色で黒い目が2つある卵のみを残していきます。 慣れないと小さい白い斑点などは見落としかねないので神経を使います。この作業をこれから4~5回繰り返していきます。 ※3枚目の写真は検卵前、4枚目は検卵後