支笏湖漁協 支笏湖チップ勉強会を開催
レポート
今年のヒメマス釣りは、シーズン中の釣獲数・秋の親魚捕獲数とも近年では最低レベルに終わってしまいました。そこで今後の対応等について検討するため、漁協主催による”支笏湖チップ勉強会”を12月3日支笏湖ビジターセンターで開催しました。 勉強会には組合員をはじめ千歳市、環境省、森林管理署、さけます・内水面水産試験場、北大水産科学研究院などから約40名の参加をいただき、冒頭当組合の佐藤事務局長から組合の取り組みや釣果等について報告があり、次にさけます・内水面水産試験場から、過去の釣果と放流数との関連や感染症を防ぐための注意点などについて講演いただきました。 また、北大水産科学研究院の東条助教からは、サロマ湖漁協やインドネシアの漁師の事例を紹介しながら、漁業者もデータをしっかり取り、付加価値向上や資源状況に関心を持つことが重要とのお話がありました。 今回の勉強会は初めての企画でしたが、組合員からも多くの質問が出されるなど有意義な内容となりました。 ※上の写真は今朝の支笏湖と恵庭岳です。