支笏湖小学校児童支笏湖チップ(ヒメマス)の”ひれ切り”に挑戦
支笏湖情報
今月10日、支笏湖小学校の全校児童11名が、支笏湖漁業協同組合が運営する支笏湖ヒメマス孵化場を訪れ、ヒメマスの稚魚のひれ切り作業に挑戦しました。 同校が体験学習の一環として毎年実施しており子供たちが地域のことを知る良い機会になっています。 ひれ切り作業とは、毎年6月の放流時期を前に、約4㌢に育った稚魚の左右の腹ビレと脂ビレを順番を決めて毎年切り落として標識を付けていく作業のことです。 毎年の行事なので高学年にとっては慣れた作業ですが、初めて体験する1年生は稚魚を手のひらに乗せるのも大変そうでした。 作業の後には、孵化場内を流れる母なる川シリセツナイ川に標識を付けたばかりの稚魚を一人づつ放流しました。 この稚魚たちも4年後には立派な親魚になって戻ってきます。その頃には現在のコロナ禍も収束し、支笏湖も以前のような賑わいを取り戻していることを願うばかりです。